能智プロジェクトは北近畿エリアのなかでも「海の京都(福知山市・伊根町・宮津市・京丹後市・綾部市・与謝野町など)」のエリアで主に活動しています。そこで、本コーナーでは出会った学校や先生の魅力についてご紹介。栄えある第一回は京都府与謝野郡伊根町立伊根小学校です。

第一回 京都府与謝野郡伊根町立伊根小学校
伊根小学校は京都府北端部「伊根町」に位置し、正面に伊根湾、舟屋、伊根を守ってくれる青島、周囲は山に囲まれた、自然豊かなところにある学校です。目の前が海なので、教室からも伊根湾がバッチリ見えるという眺望も申し分なく、教室から海を見下ろしていると、平日にもかかわらず大型観光バスが次から次へとやってきて、海の前が外国からのお客様であふれかえります。さすが、国際的リゾート地にある学校という感じです。

伊根町にはコンビニもなければ鉄路もありません。最寄り駅は「岩滝口駅」になりますが、車で40分程度かかります。ですので、外国からのお客様は、大阪からの大型バスか、宮津からの路線バスで来られることが多いそうです。
【子育てしやすいええまち伊根町】

伊根町の凄さはなんといっても、子育て政策の手厚さです。小中学校教育費・給食 無料にはじまり、保育所・小・中学校の完全給食(自校給食)、はたまた中学校までは修学旅行費を公費で全額負担しています。たしかに、「子育てしやすいええまち伊根町」という感じがしますね。ちなみに伊根小学校の全児童数は100人もおりませんので、その規模感も手厚い教育環境を実現させているように思いました。
【日本一の学校給食 口の中で溶ける伊根アジ】

小中学校教育費・給食 無料と言われると、「たいしたことないのでは?」と思われそうですが、これがマスコミが取材に来るくらい美味しいのです。プレートに載っているアジは「伊根アジ」といってご当地名産で、自校調理でふっくら~と焼かれているのですが、このアジ口の中で溶けるのです(個人差があります笑)。このようなアジは生まれてはじめて食べました。美味でございます~。この日は、食育の一環で「魚の食べ方コンテスト」を実施中で、児童の皆さんはどなたも上手に召し上がっていました。

「なんで児童の皆さんは、こんなに上手に食べられるのでしょうか?」 と山本淑子校長先生に伺いましたら、食べ方模型があり、つねに食べ方を学べるそうです。筆者もこの日、栄養士さんから模型を拝見しながら、食べ方を教えていただきました。少しは上手に食べられるようになっていればよいのですが……
【能智教授もいらっしゃいました】

ちなみに後日、能智先生もいらっしゃいましたが(=写真左、写真右は社会実装グループリーダーの尾見先生)、残念ながら給食の時間に間に合わず、ご自慢の給食は召し上がれずじまいでした。ですが、はじめて見た伊根の舟屋群と夕日がその影を落とした伊根湾の美しさに、うっとりとされていたことはご報告させていただきたいと思います。(ちなみに、能智先生は海沿いでお育ちになったそうで、海にはとても思い入れがあるそうです)